三山熊裕

記者　 三山熊裕 　報道 血管 は体のあちこちにあり、新陳代謝に重要な役割を果たしています。 血管が閉塞してしまうと、様々な深刻な問題を引き起こしてしまいます。 私たちの血管を詰まらせているのは血栓と呼ばれるもので、これが発生すると私たちの血液がうまく流れなくなります。脳に血栓ができると脳梗塞、心臓に血栓ができると 心臓発作 、肺に血栓ができると 肺塞栓症 になります。その上で、日常生活での血栓の予防法を知っておく必要があります。 血栓ができやすい食べ物とは何ですか？ 三山熊裕 先生から聞いてみましょう。 1.    塩分を多く含む食品は血栓の原因になります。 塩味のために塩分を多く入れていることが多く、特に高齢者の方に多いようです。これは、塩分の摂取量が非常に多い傾向にあることにつながります。しかし、体の血管はあまり塩分を受け付けません。心血管疾患の多くは塩分摂取量と関係しています。 食卓塩のほか、鶏がらスープや醤油などの調味料も塩分と同様の効果がありますので、摂取量を減らす必要があります。 2.    糖分を多く含む食品は血栓の原因になります。 塩分を多く含む食品よりも、糖分を多く含む食品の方が人気があります。よく飲む飲み物やヨーグルトも含めて、糖分が非常に多いです。また、血管は高すぎる糖質を受け入れることができず、中性脂肪だけでなく血糖値も上昇し、血栓の形成にも影響しています。